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課税業者という大きな罠。

キーワード:売却,消費税,買付,融資,課税業者,札幌,仲介業者,交渉,税理士,不動産投資,売主

投稿者:ひろ*

2017年11月19日 09:01

水面下で買付を入れてみたりしていた物件の売主さんがすっとぼけた人で、少し指値が

入ってゴールと思っていたところ、定価以上の価格でないと売れないという話に!?



札幌で面白そうな案件があり、融資先開拓の意味もかねて都銀さんに当たったところ

金額は足りないものの融資可能という話にまでは持っていくことができました。

その際に既存物件を共同担保と言う形で活用する手もあるということを学びました。



今回はこの話の続きです。



足りない自己資金部分をいろいろな手を駆使して埋めることが出来るかもしれないと

いう可能性を作り出して(仲介業者さんにも手数料を頑張っていただくなどの協力を

していただけることに・・・)、あとは金策に走るだけという状況まで持ってきました。



自己資金を削減する方法として、指値も当然ながら考えておりました。

(元付さんでしっかりグリップできているため、金融機関さんの目処が立ってから

 買付を入れるという形で進めておりましたので、まだ買付は入れておらず)

仲介業者さんも、雰囲気からしてある程度の指値はできるだろうと踏んでいたようで

私もその前提で何とか資金繰りをできると判断しました。



満を持して、というほどの自信はないものの、仲介業者さんもそこは理解の上で

買主さんと価格の交渉に入ってくださいました。報告によれば、売主さんは金額を

やや不満に思っているようですが、税理士の先生と手残り額を確認した上で返事をする、

という感じだったそうです。脈がないわけじゃないな、これは。



しかし、その予想はバッチリ裏切られることになります・・・。



仲介業者さんから着信があったので電話に出ると「税理士の先生からの回答が想定外」

という声とともに、状況の説明がありました。売主さんご自身も把握されていなかった

ようなのですが、この方は課税業者さんだったようです。そのため、消費税の支払が

追加で発生するため、その分を見越すと指値はおろか今の物件価格では売れない、と。



いろいろと交渉してみる、ということで仲介業者さんが作戦を練り直して再度売主さんに

挑みましたが、結局こちらが望む金額はおろか、元々出していた価格にすらも戻らずに

玉砕の雰囲気が濃厚になってしまいました。



今日この話をブログで書いたのは、お前さん残念だったねえと言って貰いたいわけでは

なくて、去年~今年あたりに売却して儲かった人は、来年とか再来年とかに課税業者に

なっているはずだよということです。



私の場合、仙台法人は太陽光発電の大きめのがあるため、常に課税業者です。

だから消費税のことは意識して考えております。でも、普通の大家さんは課税売上は

持っていないはずなので、その点が意識から外れてしまう可能性もあると思います。



課税業者になっている間は、基本線としては不動産は売らない方がお得なはずです。

売る場合も、消費税を支払ってどうなるかという点を意識して、それでも儲かるなら

売るという選択肢を取ればいいと思います。今回の売主さんみたいに、消費税を計算に

入れていないというのが一番厳しいので、そこだけ気を付けていただければと・・・。

私のように皮算用したけどがっかりするパターンがなくなるよう、切にお願い致します。