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ストーカーは突然に・・・。

昨日は立つ鳥に後を濁された話を書きましたが、実はもう1件濁され案件があります。

部隊は同じく札幌3棟目。こちらは退去時精算費用の踏み倒しとなります。

時間も経過しているので、多少うろ覚えなところもありますが、顛末書いてみます。



何ヶ月かさかのぼるのですが、ある日管理会社さんから電話がかかってきました。

電話に出ると、管理の担当さんから「札幌3棟目でストーカー事件が発生している」と。

げ、なんですかそれ。



概要としては、ちょっと前にご入居してくださった女性の入居者様に対して、同じ棟内の

男性入居者様がストーカー行為を働き、ドアを蹴飛ばして女性を脅したのだそうです。

女性はすっかり怯えてしまい、こんな部屋に住めないから一刻も早く退去するという

ことを仰っているのだとか。



少なくともこの段階で女性の退去は確定的。下手したら男性にも同様の迷惑をかけるかも

しれないことから、退去いただくという判断が必要な可能性もあります。さらに、物件の

ドアも多少損傷しているという話もありました。いろいろ悲惨です(TT)



ひとまず、何がどうなっているのか状況の確認をしていただき、必要な措置をとるように

お願いをしました。ちょうど電話を受けた時はフィリピンにいたもので、あまり細かくは

話が出来なかったのです。そして自分で介入できることがあるでもなく、ただ見守る

ことしかできませんでした。



管理会社さんがいろいろと動いてくださり、だんだん事件の裏側も見えてきました。

ここをあまり細かく書くと身元ばれする可能性もありますので割愛させていただきますが

どうもこの事案は女性側にも大いに問題があったような感じであることがわかりました。

ですので、男性に退去勧告はせず、今のままお住まいになっていただくということで

問題はないだろうと判断しました。最悪のダブルパンチは何とか避けられました。



女性はそれほど長く入居されたわけではないのですが、多少の原状回復費用が発生して

おります。また、契約を杓子定規に判断すると、短期解約の違約金が発生します。

正直、退去は借金を払っている身としては辛いのですが、退去の理由が不可抗力なので

相談があれば多少減額してもいいかなと思っていました。



これらの退去時精算費用を管理会社さんが請求すると、ご本人もご両親もそんなものは

払えない、と突っぱねてきました。私たちは被害者だ、本当は住みたかったけどやむなく

住めなくなってしまった、だからそんな費用を払う義務はない、と。



えっとね、心情としてはよくわかるし、気持ち的に釈然としないのもわかります。

でも、冷静に考えてみてください。被害者はあなただけでなく、大家である私もです。

物件のドアは壊され、本来ご入居いただけるはずだったあなたにも退去されてしまい

どうやって借金を払ったらいいのでしょうか?こっちとしても被害があります。



かといって、ストーカー事件を起こした入居者さんはそのまま住むわけですから、

賠償を求めるわけにもいきません。だってそのストーカーの方からは、大家としては

何も被害を受けていないんですから。ですから、「本来得られるべきだった収入が

得られなくなった」ことに対して、元々の契約で定義されていた違約金はあなた方に

請求せざるを得ないんです。



正直言えば「払わないといけないことはわかっているが、事情も事情なので減免を

お願いできないか」と相談されれば、私もそこは減免する腹積もりがありました。

だってやっぱり釈然としないと思いますもの。逆の立場だったら。でも最初から

払う必要はない的な態度で来られてしまうと・・・ね。



管理会社さんは顧問弁護士にも確認して、これは請求して問題ないし、仮に裁判になれば

貸主側が勝てる内容だ、というところまでは確認しています。そうならないようには

したいものですが、一応こちらが後手に回らないような準備をした上で、減免なしで

督促を続けることとしました。



細かい話までは聞いていないものの、管理会社さんから漏れ伝わる情報をまとめると

一応先方も「分割で払う」というところまで話が煮詰まったようです。しかし、

支払の期日が来ても先方からの入金はなかったそうです。



ここで管理会社さんからの提案。この入居者様は保証会社の保証を付けているので、

上限となる賃料2ヶ月分までは保証会社さんに代位弁済をしてもらうということで

進めてはどうか、とのことでした。



元・入居者様が支払うべき債務は家賃5ヶ月分程度の金額でした。内訳は不明なのですが

退去予告~退去までの期間の家賃、短期解約違約金、原状回復費という内容と思います。



保証会社さんを利用するメリットとして、保証会社さんから2ヶ月分は確実に入金して

貰えることが挙げられます。

逆にデメリットとして、保証会社さんと管理会社さんの両方から請求が来ることになり

金額が高くて辛くなってしまい、元・入居者様が開き直るor逃げてしまう可能性が

高まるとのことです。



入金されるかどうかわからない5ヶ月分より、確実に入金される2ヶ月分の方が

間違いはないかな?と思ったので、保証会社さんに請求する方向で動いていただいて

動いていただこうと思います。



広告料3ヶ月払ったのに半年ちょっとで退去されちゃうと、こちらとしても本当に

採算が合わなくてつらいんですよ・・・。退去時違約金ってのは、今の札幌の構造上

設定しておかないと大家が泣き寝入りになってしまうから、致し方なく設定している

費用なのです。別に強欲にお金をぶんどろうとしているわけじゃなくて、先行投資分を

少しでもとりっぱぐれしないようにしたい、というだけなんです。



まあでも、ごちゃごちゃ言っても仕方ないですから。気を取り直して募集頑張ります。

そして被害を最小限に食い止めてくださった管理会社さん、ありがとうございました。