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放置した理由を思い出す・・・

キーワード:雑談

投稿者:熊切

2018年08月08日 11:51

「昔に比べたら丸くなった」

年齢を重ねると温厚な性格になるって人が多いのかと思いますが、自分がお付き合いさせて頂いている地主のAさん(70代男性)は若い頃から気が短い決断力のある人で少しでも自分の考えに合わないことは断固として跳ね返すタイプなのです。


一般的な人生の流れとしては、学校を卒業して、どこかに勤めて社会人としてスタートするのかと思います。

初めて入った会社で仕事を覚えるのと同時にお客さんや上司に対する礼儀作法的な事を身につけて失敗を繰り返しながらも磨かれていくのでしょう。

右も左もわからない新入社員の時期は、信念を持つとか自分が正しいから考えを曲げないなんて事が出来ず、教えてくれる上司の考えが正しいと思い込むものだと思います。

経験を積んでくると、物事の判断を任されるようになり自分なりの主張が出て意見を言うようになるのでしょう。

Aさんの場合は、お父様が家業としていたビジネスを長男として引き継いで肉体労働だけでなく経営者として事業を拡大、事業の将来性に陰りが見えてきた頃に儲かったお金を収益不動産に変える事で会社の安定を図って来ました。

そんな感じで若い頃からやり手の経営者として自分の意見を通す事が普通だったので、少しでも考えが合わない相手には拒絶や批判をする事をしてきた感じです。

やがて、60歳を過ぎた頃にお父様の代から引き継いだ事業を継続することが困難となり、従業員さんの定年を待って会社を解散したのでした。


で、遡ること数ヶ月前、Aさんとの雑談の中で経営していた法人の商業登記が未だに残っているので抹消手続をしたいと言われました。

クマ 「だいぶ前に解散したんじゃないんですか?」

Aさん 「税務署の手続きとか法人が持っていた不動産を個人名義に変更するとかは10年以上前に税理士と弁護士にお願いして完了してるんだけど、登記だけ残ってるから俺が死ぬ前に消しちゃって欲しいんだ」

クマ 「その弁護士さんて亡くなっちゃったお友達の弁護士さん?」

Aさん 「そうなんだ、奴に何でも頼んでたんだけど死んじゃったからクマちゃんの知り合い紹介してよ」

クマ 「法人の解散は官報に載せたり利害関係者の確認とか大変だって聞いたことがあります」

Aさん 「10年以上前にも何だか忘れたけど面倒な事を言われて、放置しちゃったんだけど、俺がいなくなってから子供に余計な事をさせられないからね」

クマ 「多分、今頼んでも書類揃えて欲しいとか面倒な事を言われると思いますけど多少面倒でも協力してもらわないと無理ですよ」

Aさん 「いや、古い話はわからないし、職権でできる部分はやってもらうって事で頼んどいてよ」

と、言われて司法書士の先生にお願いして官報出したり順調に進んでいたのですが、昨日司法書士さんから、「Aさんに話が違うから手続きやめたと言われてしまった」と電話が入りました。

先生の話では、利害関係人であるAさんの他の株主の確認をしていたところ親族の株主がいる事が判明し、株数を聞いていたらAさんが「そう言うのが面倒だから頼んだんじゃないか!」と怒り出しちゃったそうです。

こう言う系は電話だと難しいので訪問してきました。


クマ 「司法書士の先生から聞きましたけどキャンセルしたんですって?」

Aさん 「突然電話してきて40年も前の話を聞かれたり株の持ち分を書いた定款が欲しいとか言われたから、そんなの勝手にやってくれって言ったら勝手には出来ないって言い返されたから断った」

クマ 「先生は仕事に着手してるんだし自分も手伝うから最後まで終わらせましょうよ」

Aさん 「俺は面倒なことを金払って任せたんだよ 面倒なことやるんだったら話が違うから!」

クマ 「何か、Aさんの株の持ち分が過半数なのか確認したかったんですって」

Aさん 「過半数は間違い無いんだよ、何株かってのがわからないだけだからガタガタ言わずに手続きしろってんだ」

クマ 「プロは適当な仕事する訳にはいかないんですよ、会社の定款に株数書いてあるから持ってませんかね?」

奥さん 「会社関係の書類ならありますよ」

不動産投資.ME

Aさんは細かい事に関わらないタイプなのですが、その分奥様が几帳面に記録を残す感じで書類を見つけてくれました。

クマ 「ちゃんと株数もバッチリ書いてありますね」

Aさん 「そうか、何株だった?」

クマ 「Aさんが70%でBさんが25%でCさんが5%ですね」

Aさん 「手続きするとBに連絡が行くのかな?」

クマ 「そうですね、形的にだけですけど株主総会で議決して解散するんですから通知は必要です」

Aさん 「Bとは40年以上、親戚付き合いもしてない状態だから今さら関わりたく無いんだ」

クマ 「Bさんには自分が説明しますよ、登記閉鎖するために通知が届くって」

Aさん 「思い出した、それが嫌で放置してたんだ・・・」

クマ 「なるほど・・・ 今回は我慢して終わらせましょうよ」

Aさん 「いや、過半数あるんだからBに通知しないでも問題無いんだから!」

クマ 「司法書士さん適当な事はしてくれませんから運命だと思って我慢して下さいよ」


司法書士さんにキャンセル料払うとか間に挟まれるのが嫌だったので、何とかAさんを説得しました。

一昔前なら絶対に折れなかったと思うのでAさんは丸くなったのでしょう。

書類を司法書士事務所に届けた際に聞きましたが、株主としての議決数で負ける相手でも招集手続きの不備で揚げ足取ってくる事があるそうで、代理で手続きを行った司法書士の過失であるとか言われたくないそうです。
親族間での争いがある事件には特に注意しているそうですので、自分が招集通知の下話しをBさんにする流れとなりましたよ・・・

ほんといろいろありますね。


さて、本日もブログの更新が遅れてしまいました。

定休日なのでゆっくりしてましたが、このあと風呂の掃除したら台風が上陸する前に映画でも見てこようと思います。

今夜の雨が心配ですね。

ではまた明日。

賃貸管理クレーム日記さんの著書