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前とは違う

キーワード:賃貸系クレーム

投稿者:熊切

2017年07月28日 09:28

「大声で騒いでる」・「ゲームの音がうるさい」・「うめき声がして隣の人が倒れた」

不動産投資.ME

そんな話になって消防隊まで呼んじゃったのに結果的に騒いでいる人も倒れている人もいなかった。

今回はヤバくなってきそうな予感がしてます・・・



実は別の物件で4年前に同じような案件を対処した事があるのですが、「幻覚や幻聴が原因で騒いでしまう40代男性入居者」の対応でした。

その際は、隣室入居者が「騒音元」とケンカして退去してしまい、他の入居者さんからも「怖いから引越したい」との苦情が殺到。

他の入居者さんには、「頑張って対応するので時間を下さい」と伝えて頻繁にメールで状況報告をしたりされたりの関係で戦うこと数ヶ月。

退去した隣室に泊まり込んだり、警察と一緒になって「騒音元」を追い詰めて立退き完了させた形で決着したのですが、ハンパでないストレスと引き換えに、それなりの教訓を得たり経験値UPがあった訳です。


今回の件、そのパターンと良く似ているのですが、今回は初動のうちから厳し目に対応する事にしました。

まず、着目したのは、今回問題の入居者A子さん(40代)の過去の対応履歴です。

当社では、10年前くらいから細かい対応履歴をデータとして蓄積していますので、物件名と名前を入れると些細な対応でも引っ張り出す事ができます。

A子さんの場合は、他の入居者さんなら自分で対応できるだろうと思われる電球交換や、排水口の詰まり対応何かで呼ばれた他、3年前に警察沙汰のトラブルを起こしていました。

この時は管理課S君が対応してくれていたので、自分は報告を受けただけでしたが、履歴によると「隣や下の部屋がうるさい」と、A子さんが当社宛に苦情を言って、当社が確認すると「うるさくしている事実が確認出来ない」状態を繰り返していました。

夏のある日、A子さんが隣室の玄関ドアを傘で殴りつけてボコボコにして自分で110番。

通報で警察官が来た際には、A子さんは自分の部屋に引きこもってしまい、死んでしまう恐れがあったので警察が窓を割って突入。

無事に救出されたのですが、その日以降長期に渡り入院されて治療を終えて数ヶ月でアパートに戻って来たのです。

その段階で解約してくれたら良かったのですが、戻って来てからは、異常な様子が見られなくて普通に暮らしているものだと思っていました。

で、先週よりA子さんからの「他の入居者が叫んでいる」等の通報が多くなり、当初は当社の管理課スタッフが騒いでいると指摘された入居者に確認をいれる対応をしていました。

結果的に誰も叫んだりしていなくて、ほぼA子さんの心の問題と思われる状態であると判明しました。

その点、連帯保証人である親御さんに電話で確認を取ったところ、「ここ最近、何度か実家に帰ってくるが不安定な感じがする」との事でした。

事件を起こす前に引き取って欲しいと伝えましたが、「実家に戻る事が出来ないので一人暮らしをさせている」との事で難しそうです。

「今後、頼りにしてますから」と伝えておきましたが、何となく関わりたくないモードな感じがしました。

数日前には、「管理会社が対応しないなら、私の精神状態がおかしいと全入居者さん訪問して説明します」との宣言を一方的にしてきたので、スタッフの対応から自分の対応にバトンタッチ。

折り返して電話してみると・・・

クマ 「Aさんね、話聞いて心配してるんですけど」

Aさん 「そうなんです、奇声を発したり夜中にゲームの音がしたり私、寝られなくて困ってるんです」

クマ 「そうじゃ無くて、隣の人が倒れたと言って救急車呼んだそうじゃないですか」

Aさん 「はい、確かにうめき声がして倒れた音も聞こえたんです」

クマ 「結局、お隣留守だったでしょ」

Aさん 「私がおかしいって事ですか?」

クマ 「ここ最近の連絡で、騒いでいるってAさんが言ってたお部屋に確認したら、留守だったり大声なんて絶対に出してないって返事しかなかったんですよ」

Aさん 「信じてもらえないなら私が全世帯まわって病気なので皆さん静かにして下さいってお願いしてきます」

クマ 「そんな事は迷惑ですから絶対に認めませんよ」

Aさん 「ほんとなんですよ、声が聴こえるの嘘だって言うんですか!」

この段階で、泣き出しました。

クマ 「3年前にも同じことがありましたよね? 警察が来て大騒ぎになったけど、今回は消防車がきて大騒ぎじゃないですか」

Aさん 「また入院した方が良いって事ですか?」

クマ 「最近、誰もいない部屋から叫び声が聞こえるようになったって病院の先生に相談して下さいよ」

Aさん 「私、心の病気なんですから、大目にみて下さい」

クマ 「他の入居者さんに迷惑掛けて病気だから許してあげてなんて通用しないんですよ」

Aさん 「私だって好きで病気になっている訳じゃないんです!」

クマ 「迷惑かける人には退去してもらう事になるから」

Aさん 「じゃぁ声が聞こえても我慢しろって言うんですね」

クマ 「そう言うのは管理会社じゃなくてお医者さんに聞いてみて下さいよ」

と、電話で対応して納得した様子だったのですが、昨日またしても電話がありました。

「もう我慢出来ないから今度声が聞こえたら、その部屋に怒鳴り込みます!」

と、一方的に伝えてきて電話が切れて、折り返し電話しても無視。

電話を無視すると言うことは、隣室へ怒鳴り込む宣言なのでしょう。

さすがに放置できません。

「そのような対応は絶対に認めない」&「今後問題を起こせば契約解除もあり得る」旨を書面で書いて管理課S君と一緒にA子さん宅を訪問してきました。

A子さん体調が悪いとの事でインターホン越しにしか話してくれません。

Aさん 「体調悪いのでお引き取り下さい」

クマ 「そうですか、私の言いたい事を手紙に書きましたので読んでもらえますか?」

Aさん 「わかりました、後ほど読みます」


かなりAさんの行動を牽制した通知文なのですが、おそらく本日あたり何らかの抗議の連絡がある事でしょう。

数年前の案件では、「故意に音を出しているのか、生活音なのか」の判定を、ある意味公平にやっていて解決まで時間が掛かってしまいましたが、今回は初期の段階から強めの対応をするつもりです。

病気についてはお気の毒ですが、他の入居者への迷惑行為を見過ごすことはできません。

どうなりますでしょうかね・・・

ではまた明日。

賃貸管理クレーム日記さんの著書