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物語が終わらない・・・

キーワード:売買関係

投稿者:熊切

2017年03月18日 09:54

「何とか決済まで生きてましたよ」

昨日は、片道2時間かけて都内の銀行へ行き決済の立会をしてきました。

去年の8月から手がけていた土地の決済なのですが心配性の売主さんご夫婦(70代)が体調悪そうに言うものですから心配しちゃいます。


この案件、市内でも結構良い立地で広めの土地なのですが、秋頃に売出価格の7%程度を値引いてくれたら買いますとの交渉が入り、「それで構わない」と了承して話を進めていたのですが、「隣地との間にあるブロック塀を壊して新しくしたい」との要望が買主さん側から出たことにより、1ヶ月ほど難航してしまいました。

最終的に、「ブロック塀の話が希望通りになったら満額で買います」との事になったので、買主さん側としては譲れない拘りとなって行った感じです。

このブロック塀、隣地所有者の先代さんが昭和の時代に建てたものなのですが、恐らく境界の上を中心にして隣地同士了承の上で築造された物です。

しかしながら、当時の事が記録に残って無いお陰で、いろいろな推測が出てきてしまい、隣地所有者さんから「壊すと言うのだったらお宅の敷地内だけのブロックをカットすればいい」と最終宣告されてしまいました。

簡単に言うと、ブロック塀の真ん中でバターを切るようにキレイに切ってもらうなら文句言わない的な話しですので、物理的に実現できない話しなのです。

隣地所有者の方は、温厚な方で売主さんとの仲も良好です。

突然の買主側からの申し出に売主と一緒に困惑している状態でした。

で、買主さんも「ブロック塀の費用を持つと言っているのに何で認めてくれないんだ」と不満が大きくなり結局、「この話は無かった事に」と終了してしまいました。

簡単に書くとそんな感じでしたが、売主さんご夫婦はこの事で、相当疲れちゃったみたいです。


不動産投資.ME

その後、隣地所有者さんとの間で話し合いを重ね、地下に存在するブロックの基礎が越境している事の調査結果も踏まえて共有ブロックに関しての覚書を締結。

その覚書の条件でも構わないと言う買主さんを探して契約となったのです。

新しい買主さんは、自宅を建てる訳では無く、賃貸マンションを建築する目的で購入する方なのでブロック塀に関する拘りはありませんでした。


不動産投資.ME

で、決済の手続きが進み雑談タイム・・・

ご主人 「ほんと不動産の取引って疲れますよね」

クマ 「いろいろ調整しないといけないから大変でしたね」

奥様 「ご苦労かけましたけど助かりましたよ」


クマ 「奥さん、顔色悪いですけど体調良くないとか?」

奥様 「3日前くらいから寝付きが悪くて・・・ でも決済が終われば安心して死ねるから」

クマ 「また、言ってるんですか? お金が入るんだから夫婦で温泉とか海外旅行とか行ってきたら良いんですよ」

ご主人 「そうだねぇ 終活として不動産の売却が一番大きな事だったんだけど、やり遂げたんだからね」

奥様 「あと、クマさんに自宅も売ってもらいたいんですけど」

この売主さん宅、一般的な住宅の4倍くらいある敷地に一流メーカーで建築した大きくて立派な建物のお宅です。

クマ 「そんなこと言うとホントに売っちゃいますけど、引越し先決めなきゃいけないですね」

奥様 「◯◯さん(買主)が建てるマンションの一部屋借りようかしら」

買主 「ワンルームですけど喜んでお貸ししますよ」

クマ 「ご主人さんの趣味の部屋とか書斎にするとかですね」

奥様 「いえ、私が死んだ後に主人が一人になってお世話になるかも知れませんのでよろしくお願い致します」

買主さん苦笑いしていましたが、何だか本気で言っているような気がしなくもないです・・・


さて、本日は珍しく買主側仲介として土地の購入を売主さんへ打診する予定です。

今朝ほど突然「買いたいんだけど仲介に入って欲しい」と言われたので、現地見てこようと思っていますが、何だかこちらも癖がありそうな土地なので頑張ります・・・

ではまた明日

賃貸管理クレーム日記さんの著書